DSC Industrial Drone SchoolDSC 産業用ドローンスクール
各分野のプロのノウハウを集約した講習プログラム
現在、全国に数多くのドローンスクールが存在しますが、「ドローンを飛行させることができる」ようになる、ホビー層向けのカリキュラムが大部分を占めています。
一方、業務でのドローン利用は操縦のみならず、法令順守を始めとした利用計画、データの取得および精度確認、解析、トラブル対応等、熟練かつ体系化された技術と知識が必要とされ、それらを個人的に習得することは容易ではなく、産業分野へのドローン導入の障壁となっています。
DSC産業用ドローンスクールは、そういった障壁に対し「業務で必要な技術習得の場」となるよう、DSC(一般社団法人ドローン技術社会実装コンソーシアム)により設立されました。
実際にドローンを業務で使用したり講習会を運営しているDSC構成企業から「実務ノウハウ」「運用代行データ」「講習ノウハウ」を集結し、各産業分野に特化したドローン講習プログラムの開発と提供を行っています。
Drone Technology Social Implementation Consortium一般社団法人
ドローン技術社会実装コンソーシアム
(DSC)
設立の経緯
日本のマクロ環境
日本では、1990年代をピークに生産年齢人口の減少が続いています。特に建設・土木・物流の分野で人材不足が深刻な問題となりつつあり、内閣府はムーンショット型研究開発制度において、工事現場などの自動化・無人化を重点目標候補として提示しました。
また、高度経済成長以降に整備された道路側、トンネル、河川、下水道、港湾等について、今後20年で建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなります。※1
災害対策の観点からも、被害を最小限にするため、効率的なインフラ点検の実務が急務となっています。
さらに、政府は未来投資戦略2019において、2022年度におけるレベル4(産業分野での利活用を前提とした有人地帯における目視外飛行)の実現を閣議決定し、ライセンス制について準備を進めています。※2 ※3
レベル4に対応したソリューションを
上記のように、産業分野におけるドローン利活用が急務であるにも関わらず、「産業分野」におけるドローンソリューション・サービスの提供を主要テーマとして取組む組織は未だ十分に育っていない状況です。
そこで、制度設計や教育プログラムの開発、産業界における連携体制の構築に寄与していく団体を目指し、2019年に「一般社団法人ドローン技術社会実装コンソーシアム」は設立されました。
※1 出典:国土交通省「インフラメンテナンス情報」
※2 参考:首相官邸「無人航空機のレベル4の実現のための新たな制度の方向性について」
※3 参考:首相官邸「空の産業革命に向けたロードマップ2020~我が国の社会的課題の解決に貢献するドローンの実現~」
活動内容
安全基準の策定
サービス分野におけるドローンの共通安全基準の策定を行っています。コンソーシアムの構成企業は、共通安全基準に基づいて、各企業における安全運航ガイドラインの策定を進めています。
教育プログラムの開発
産業分野でのドローン利活用を前提とした教育プログラムを開発し、「DSC産業用ドローンスクール」にて提供しています。
教育プログラムは、共通プログラムと上級プログラム(産業セクター別に構成)で構成します。
産業構想の推進
ドローン前提社会を実現するための産業構想、制度設計について提言活動を行っています。
概要
団体名 | 一般社団法人 ドローン技術社会実装コンソーシアム |
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事務局 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-12 道玄坂今井ビル6階 |
TEL | 03-5860-1023 |
FAX | 03-5860-1024 |